迫力の進水式 市民歓声…函館どつく
update 2013/4/6 10:22
函館どつく(函館市弁天町)で5日、本年度1隻目の新造船「マウント・ヒクランギ」(1万9850トン)の進水式が行われた。関係者や市民が見守る中、巨大な船体が海面に滑り降りていった。
香港の海運会社「マウント・ヒクランギ・リミテッド」が発注した全長175・5b、幅29・4bの木材兼ばら積み貨物船。函館どつくが独自に開発した幅が広く、浅い喫水が特徴の船倉ボックス型。2月14日から建造を開始し、5月下旬の完成、引き渡しを予定している。
進水式では船首のくす玉が割られ、船体は勢い良く船台を滑り降りた。迫力ある光景に詰め掛けた市民は大きな歓声を上げていた。初めて進水式の様子を見た函館中の沢小学校2年の坂東有咲さんは「くす玉が割れてとてもきれいだった。また見たい」と満足そうに話していた。
同社によると、本年度はあと5隻を建造するという。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。