各地で入学式 新入生表情晴れやか
update 2013/4/6 10:21
函館市内の2大学、1短大、1中学校で5日、本年度の入学式が行われ、希望に満ちた新入生が新しい学びやでスタートを切った。
○…公立はこだて未来大(中島秀之学長)は同大で行い、システム情報科学部に255人、同研究科の博士課程(前期・後期)に36人が入学。真新しいスーツに袖を通して引き締まった表情で式に臨んだ。一人一人の名前が読み上げられ、新入生は返事をして起立。
中島学長が「大学生活は今までとは違い、自分の時間を自分で自己管理する。その中で、読書を心掛けてほしい。さまざまな知識を得ることは自身の糧となり、成長につながる」と励ました。
新入生を代表し、山川拓也さんが「人とのつながりを大切に過ごしていきたい」、研究科代表の大御堂尊さんが「一生懸命努力していくことを誓います」とそれぞれ宣誓した。
○…函館大(溝田春夫学長)は、同大で開催。多くの来賓や保護者らが見守る中、真新しいスーツ姿の新1年生110人が出席。4年間の学生生活に胸を膨らませた。
学生一人ずつの名前が読み上げられた後、函大付属柏稜高出身の松谷友梨亜さんが溝田学長から入学許可証を受け取った。式辞で溝田学長が「社会貢献できる人材となるよう、積極的に学問に励み、真の知恵を身に付けて」とエールを送った。
最後に新入生を代表し、宮万里子さんが入学の意気込みを力強く宣誓。式後、松谷さんは「商業系の教員になりたくて入学した。夢の達成に向けてしっかり勉強を頑張る」と話していた。
○…函館大谷短大(福島憲成学長)は、函館国際ホテルで開いた。新入生はコミュニティ総合学科24人、こども学科77人、専攻科福祉専攻13人の計114人。
式では、仏教の儀式「献灯献華(けんとうけんか)」に続き、福島学長が焼香。新入生の名前を一人一人読み上げて、入学を許可した。
コミュニティ総合学科の吉田七海さんが「この日を心から喜びを感じられる有意義な学生生活の第一歩とすることを約束します」と宣誓。福島学長が「大谷の精神を一人一人の学びの寄り所として充実した学生生活を送り、夢をしっかりつかみ取って」と式辞。同短大後援会の村上幸輝会長がはなむけの言葉を贈った。
○…道教育大附属函館中学校(羽根田秀実校長)は、同校で行った。学生服やセーラー服に身を包んだ新1年生120人が、教職員や保護者らの拍手に迎えられて入場。希望を胸に新生活をスタートさせた。
最初に、同校音楽部員が校歌を披露。続く式辞で羽根田校長が「今後の数年間は自己形成の時期。他の誰とも違う自分自身をつくり上げ、目の前に続く道を堂々と歩んでいってほしい。教職員一丸で支えます」と述べた。
教職員の紹介後、新入生を代表し伊丹来綺君が「夢や目標を達成するため、自己をより高めていく。新入生全員がゴールに行けるよう、全力で頑張る」と誓った。式後は記念写真の撮影などがあった。
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