住民と一緒に地域盛り上げ…桧山振興局・立花局長が着任会見
update 2013/4/6 10:21
【江差】4月1日付で着任した立花謙二桧山振興局長(56)が5日、記者会見し、「桧山には日本一と言える自然や食、伝統文化が多い。魅力の磨き上げと積極的なPR、住民の協力で地域を盛り上げていきたい」と意気込みを語った。
立花局長は主要任務として「住民の安全安心づくり」「一次産業を含む食と観光の充実」を挙げ、道立江差病院の早期分娩再開や道南圏のドクターヘリ導入への働きかけ、桧山日本海ニシンの復活事業などに力を注ぐ考えを示した。
管内の高齢化や人口流出対策、雇用確保、自然災害への備えなども強調。着任して真っ先に新村卓実奥尻町長に電話を入れ、6町の首長とも会い、相互の連携や協力を確認したという。
復活の兆しがあるニシンについて、対策協議会の活動をバックアップするとともに、農業では、ブロッコリーやアスパラガスなどの高収益作物に注目。新幹線時代を見据えた交流人口の拡大にも力を入れ、「経済効果は大きい。本年度から庁舎内に新幹線観光対策室を置き、本庁などと連携して取り組む」とする。
物産展や食品産業分野での人脈と経験も生かし、「しっかりPRをすればもっと良くなる。『桧山に行ってみたい』と思えるよう、職員と一緒に汗をかきながら頑張りたい」とした。
立花局長は1956年11月5日生まれ。釧路市出身。弘前大学人文学部経済学科卒。80年に道庁入り。米国や経済産業省などへの派遣を経て、2011年に経済部観光局長、12年同部食関連産業室長。
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