新学科1期生193人決意の春 函高専で入学式
update 2013/4/5 09:56
函館高専(岩熊敏夫校長)は4日、同校体育館で入学式を行った。本年度、全国51国立高専に先駆けて再編して開設した新学科(本科5年)1期生193人が、技術者に向かって一歩を踏みだした。
従来の5学科を、生産システム工学科、物質環境工学科、社会基盤工学科の3つに再編し、企業が求める技術融合や国際化に対応する。
式では、本科生193人のほか、3年生の留学生4人、4年生の編入生2人、専攻科生28人の計227人の入学を許可。新しいスーツに袖を通し緊張した表情の新入生は、一人一人名前を呼ばれ、大きな声で返事をした。
岩熊校長が「大規模な教育の高度化に向けた再編を行うのは全国でも函館高専が初めて。新学科1期生として緊張感を持って学び、新しい函館高専の歴史をつくっていこう」と励ました。
新入生を代表して石橋さくらさん(15)が「本校学則を順守し、社会に寄与すべく心身を鍛錬し、学業やスポーツなど学生の本分に徹して自己の向上に努めます」と宣誓した。
新1年生は学科を分けず、混合学級5クラスを編成。2年進級時に3学科に配属され、さらに専門性に応じて学科内5コースに分かれる。4年次からは、将来展望を見据えて10の履修コースの中から1コース(20人程度)を選択する。
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