甘さ抜群 イチゴ出荷盛ん 北斗

update 2013/4/1 10:31


 【北斗】北斗市開発の日景博美さん(66)方のハウスで、イチゴ「さがほのか」の収穫作業が本格化している。妻の綾子さん(66)とともに真っ赤なイチゴを丁寧に摘み取り、「甘さには自信がある」と口をそろえる。

 甘みの強い、さがほのかをハウス4棟(計15e)で栽培。昨年9月に定植、今年1月下旬から収穫を始め、6月いっぱいJAを通じて函館市場へ出荷する。暖房のほか、畝(うね)間と土中に設置したパイプに温水を循環させ、気温27〜28度、地温15〜16度を確保している。

 博美さんは「今冬は寒くて雪も多かったため、温度管理や除雪に苦労した。また、灯油代も高騰して大変だった」と話す。

 ハウス内には甘酸っぱい香りが漂い、春らんまん。「大豆かすなどで自家製有機肥料を作って投入するので、実に甘みが出る」と博美さん。味が落ちるのを防ぐため収穫は早朝に行い、現在は日量40ケース(1ケースは300c入りパック×4)を出荷、量のピークは5〜6月という。

 北斗では、4月中旬から春イチゴ「けんたろう」の出荷も始まる。

提供 - 函館新聞社


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