谷地頭温泉 「市営」営業に幕
update 2013/3/31 10:24
函館市営谷地頭温泉(谷地頭町)が30日、60年続いた市営としての営業に幕を閉じた。4月1日からは、民間の「ケーケーエム」(昭和2、金沢桃一社長)が運営する。
同温泉は1953年に開設。施設を改築した98年のピーク時から利用者数が落ち込み、99年から赤字が続いていたため、市は売却先を公募。市内2カ所で温泉施設を展開する同社に売り渡した。
週に1度は訪れるという市内旭町の会社員、木村健一さん(46)は「引き継いでくれる会社があってよかった。多くの人に来てもらえるよう、魅力ある施設にしてほしい」と期待する。
31日は引き継ぎのため休館。1日からの営業時間は、閉館時間を30分延ばし、午前6時〜午後10時。料金は20円値下げして大人400円。11枚つづりの回数券を4000円で販売する。
市が発行した回数券は額面420円の券のみ引き続き利用可能だが、差額の返還はない。市企業局温泉課では1日から回数券の払い戻しを実施する。問い合わせは同課(TEL0138・27・0581)へ。
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。