新駅前への企業誘致PR 北斗市 札幌で説明会

update 2013/3/28 09:37


 【札幌】北海道新幹線新函館駅(仮称)前への進出企業を誘致しようと、北斗市は27日、札幌市内のホテルで説明会を開催した。北海道商工会議所連合会(道商連、高向巌会頭)などとともに初めて企画した企業誘致説明会で、高谷寿峰市長や担当課長が市の魅力や新駅前の立地メリットを紹介し、進出を呼び掛けた。

 新駅前の企業誘致をめぐっては、最大3億円を補助する市独自の助成制度を創設してPRしているが、進出企業は今のところない。新年度中に企業誘致の道筋をつけようと、今回初めて高谷市長がトップセールスをした。

 説明会には観光業や流通業、不動産業など札幌市内の企業110社約150人が出席。冒頭、高谷市長がトラピスト修道院、桜回廊といった市の観光資源の魅力や、進出企業に対する助成制度があることをPRし「遠慮しないで助成を受けて。早めのご英断を」と訴えた。

 次いで、天満淳一水産商工労働課長が駅前で整備を進めている土地区画整理事業の進捗(しんちょく)状況や助成制度の具体的な内容を説明。駅が道南の広域交通ネットワークの拠点となることや、新幹線の開業で首都圏、東北との移動時間が短縮し、日帰りの出張が可能になることなど、メリットを挙げた。

 その後の個別説明会では2社が参加し、そのうちの1社で、札幌市内の旅行業、サンビクトリーの山崎太祐社長(48)は「きじひき高原に関心を持った。駅ができるとたくさんの人が訪れるのでビジネスとして魅力がありますね」と興味を寄せていた。

 高谷市長は「興味を示したところにはこちらから積極的にアピールし、道商連とも連携をとりながら今後も誘致活動していきたい」と述べた。

提供 - 函館新聞社


前のページにもどる  ニュースをもっと読む


ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです