函館の魅力発信しよう まちあるきネットが設立

update 2013/3/25 10:00


 観光客が自らの足で函館の名所散策を楽しんでもらう「まちあるき観光」を盛り上げようと、ボランティア団体や個人ガイドを集めた新組織「函館まちあるきネットワーク」(佐藤喜久恵代表幹事)の設立総会が24日、ウイニングホテルで開かれた。2015年度の北海道新幹線開業を見据え、観光客に質の高いガイドサービスの提供や、新たな散策コースの構築を目指すことを決めた。

 ガイドに取り組む団体や人々が技術向上や将来的なガイドの産業化を目指そうと設立。まちあるきイベント「てくてくはこだて」の運営や、マップ作製など3つのグループを設ける。総会には約60人が参加。佐藤代表幹事は「魅力を掘り起こし、市民全体で魅力を伝えていこう」と呼び掛けた。

 続いて、まちあるきと観光まちづくりをテーマにパネル討論。箱館歴史散歩の会主宰の中尾仁彦さんは「市民が函館の街を愛し、街を知ってもらうことがスタートでは」と指摘。旧相馬邸代表の東出伸司さんは「元町が空き地だらけの街になるのではと焦りを感じた」と話し、旧相馬邸改修の原動力になったとした。

 市立博物館館長の田原良信さんは、明治期の西部地区の街並みに関する貴重な写真を紹介。「大火のたびに素早く復興し、れんが造りの建物が増えていった復興力の強さが函館のすごさ」と力説した。

提供 - 函館新聞社


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