高校の制服商戦ピーク 市内・近郊の百貨店など

update 2013/3/21 09:23


 公立高校の合格発表が終わり最初の休日となった20日、函館市内・近郊の百貨店や衣料品店などでは、高校の制服の採寸に訪れる親子連れでにぎわいをみせた。新入生は期待に胸を膨らませながら、制服に腕を通していた。

 棒二森屋(若松町17)では本店とダイエー上磯店(北斗市七重浜4)にそれぞれ特別展示会場を設置。この日は、午前10時の開店と同時に続々と新入生らが来店した。本店ではスタッフ15人が対応し、袖丈や胴回りを計測。新入生は家族らと相談しながらサイズを確かめ、喜々とした表情で試着していた。

 函館工業高校に入学する黒川沙彩さん(15)は「憧れのセーラー服を着ることができる。文化祭などの学校行事が楽しみ」と笑顔で話していた。

 函館市本町32の函館丸井今井では、2月半ばに特設制服売り場を設置。これまでは推薦と私立高合格者が中心で来店者は少なかったが、18日の公立高合格発表以降に一気に数が増えた。

 同店のセールスディレクター吉原浩幸さんは「制服は基本的にオーダーメードなので、メーカーに発注して現物が出来あがるまで時間がかかる。今週の土日までに注文してもらえれば、確実に入学式に間に合う」とし、早めの注文を呼び掛ける。同店ではシャツやバッグ、靴などの必需品も同時に並べていて、まとめて買い求める人も多いという。

 七飯高校に進学する高野紗奈さん(15)は「まだ高校生になる実感は薄いが、制服が届いたら気持ちが高まると思う」と話していた。

提供 - 函館新聞社


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