海抜表示板の設置開始

update 2013/3/13 10:05


 函館市は12日、東日本大震災の津波被害を踏まえ、市道での海抜表示板の設置を始めた。日本語のほか4カ国の言語を取り入れており、外国人観光客に対しても周知を図った。

 国道や道道で海抜表示の設置が進んでいることに合わせた措置。表示板は国道のデザインをベースにしており、縦40a、横33aの大きさ。青色の反射シートを使って夜間でも視認できるように配慮したほか、英語、ロシア語、韓国語と中国語(繁体字、簡体字)を取り入れている。

 12日は市役所横の電柱で、地盤から1・8bの高さに「海抜3b」の表示板を取り付けた。今月中に120カ所取り付け、震災で浸水したベイエリアや湯の川などの海沿いから設置していく方針。新年度は230カ所に取り付ける。

 市の武田忠夫総務部参事は「自分のいる場所がどのくらいの高さかを踏まえ、安全に避難してほしい。津波対策にはこれからも、複合的な手法を考えていきたい」と話している。

提供 - 函館新聞社


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