消費増税控え駆け込み需要取り込め、建材メーカーが新製品紹介

update 2013/3/13 10:04


 テーオー小笠原木材事業部函館支店(函館市港町3)は12日、西桔梗町の流通ホールで最新の住宅設備を紹介する「春の展示即売会」を開いた。来年の消費増税を控え、住宅の新築を検討する市民が増加。出展した建材メーカーなどは駆け込み需要を取り込もうと売り込みに躍起だ。各業者とも「秋口までが勝負」と意気込んでいる。

 同社では毎年、住宅の建設工事が本格化するこの時期に新築、リフォームを検討している市民や工務店向けに展示会を開いている。住宅設備・建築資材メーカー30社が参加した。

 出展業者は製品の見本やパンフレットを並べ、来場者にアピール。総合建材メーカーのLIXIL(リクシル)北海道支社道南支店は、三層ガラスの窓やキッチンを展示した。キッチンはエコ志向を反映した設計が特徴。坂口雄彦支店長は「増税前に需要は増えていくので、製品を提案する場面を増やしていきたい」と力を込める。

 断熱材を製造するパラマウント硝子工業東日本営業本部北海道支店(江別市)でも「駆け込み需要に対応するため、すでに工場はフル稼働」とし、性能が向上した新商品を売り込んでいく考えだ。

 この日は昨年より多い約300人が来場。テーオー小笠原木材事業部函館支店の橋本直人支店長は「『家を建てるなら今』と考える市民が多く、関心も高い」と手応えをつかんでいた。

提供 - 函館新聞社


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