町への愛 町民熱演 「翔民劇団ななえ」公演
update 2013/3/11 10:10
【七飯】町民有志でつくる「翔民劇団ななえ」(山下堅一団長)の公演「春よ、こい」が10日、町文化センターで行われた。町への愛が詰まった感動の舞台を繰り広げ、会場に集まった約500人の観客を楽しませた。
劇団のメンバー、スタッフは町内に住んでいるか勤務している人だけで、職業は会社員や会社社長、教員、保育士などさまざま。単独公演は4年ぶり2回目。都会から七飯町に引っ越してきた少年が、リンゴ農家の男性と心を通わせるうちに町の素晴らしさに気づき、新しいふるさととして生きていくことを決意するまでを描いた。
舞台は途中、明治初期に行われた馬車道の建設工事の場面をはさみ、町の歴史の紹介と先人の苦労に思いをはせるという巧みな構成で、ステージに上がった町民はそれぞれの役を演じ切った。
来場した町内の主婦、浜野啓子さん(68)は「町の歴史を改めて知るいい機会になった。演じている人の一生懸命さが伝わってきた」と感激した様子。山下代表は「1年かけて練習した成果を出すことができた。100点満点の出来」と笑顔だった。
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