31日にJAL伊丹線就航 「足腰の強い路線に」運航のジェイエア社長がPR

update 2013/3/8 10:02


 日本航空(JAL)が31日に就航させる函館―大阪伊丹線の運航を担う子会社、ジェイエア(大阪府池田市)の山村毅社長らが7日、同路線の開設をPRするため来函した。山村社長は「函館と大阪の都市間流動を増やして足腰の強い路線にしていきたい」と抱負を語った。

 同路線は8年ぶりの再開。使用する機材は50人乗りの小型ジェット、ボンバルディアCRJ200で、全席革張りの高級感ある機内が特徴。

 山村社長は「函館と大阪は古くから交易の歴史があり、今回の路線開設と安定した運航で産業のつながりもより強くなるのではないか」と期待を込めた。また、「人の動きは観光とビジネス、家族や親族の相互訪問の3つが柱。それらの需要にしっかりと対応していきたい」と話した。

 客室乗員部の田尾悠さんも「大阪、神戸、京都には違った魅力がある。伊丹からはアクセスが良いので、関西を訪れてそれぞれの街の雰囲気を感じてもらえれば」と利用を呼び掛けた。

 運航は1日1往復で、伊丹を午後0時55分に出発し、函館到着が同2時半。同3時に函館を出発し、伊丹には同4時45分に到着する。同社によると、31日の伊丹発の初便はもうすでに満席。春休み期間の予約も好調という。

提供 - 函館新聞社


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