江差線 風情ある旅演出
update 2013/3/3 09:58
来年春に廃止される見通しのJR江差線木古内―江差間の風情ある旅を満喫する特別列車「乗ってみるべ〜JR江差線冬号」が2日、初めて運行され、約100人が乗車した。車内での講演、江差追分の披露、ご当地弁当、キャラクターショーなど工夫を凝らした内容で盛り上がった。
「どうなん・追分シーニックバイウェイルート運営代表者会議」(北島孝雄会長)の主催。
この日は雪の影響でダイヤが乱れ、当初は中止も検討されたが、函館駅出発後は好天となり、知内町の高橋豊彦学芸員が車両内で講演した。
木古内では、ご当地弁当と鍋料理が用意され、好評。江差追分全国大会優勝者の寺島絵里佳さんのステージでは、「揺れる車内での歌は初めてですが、頑張ります」とすてきな音色を響かせてひと際盛り上がった。上ノ国駅ホームでは、地元の和太鼓が歓迎。到着地の江差駅では、ちんどん屋がにぎやかに一行を迎えた。
函館市の会社員、倉本祥五さん(35)は「路線がなくなるのは寂しいが、特別列車で素晴らしい時間を過ごせた。函館から来て本当に良かった」と満足の様子だった。
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