函中部高が金賞…全日本中学高校Webコンテスト
update 2013/3/1 10:10
全国の中・高生を対象にした「第15回全日本中学高校Webコンテスト」で、函館中部高校のパソコン研究部が高校生の部で最高位に次ぐ金賞を受賞した。受賞作品は「遺伝子医療時代」と「宇宙の開拓者たち」。昨年を上回る成績に部員たちは「うれしい。次はトップをねらいたい」と意気込んでいる。
同コンテストは学校インターネット教育推進協会が主催。中高生がチームを編成し、自作ウェブサイトの教材としての出来栄えを競う。今回、高校生の部は315チームが参加。3次予選を通過した同校の2チームを含む9チームが、23日に東京で行われたファイナリスト選考会に臨んだ。
「遺伝子医療時代」は6人で制作。遺伝子DNAとタンパク質、iPS細胞など、遺伝子医療の基礎的な分野を取り上げ、イラストやアニメーションで分かりやすさを追求。リーダーの金子真輝君(2年)は「視覚的に充実したサイトになった。金賞はそれぞれが専門性を発揮し、全員で力を合わせた結果。うれしいです」と喜ぶ。
「宇宙の開拓者たち」は、ペンシルロケットから現在に至る日本のロケットの歴史や探査機「はやぶさ」などについて、3人のキャラクターが対話形式に説明する内容。リーダーの木下岳弥君(2年)は「中学生でも理解しやすいように、会話の流れを端的にまとめた。引き込ませる文章を作るのが難しかった」と振り返る。
同部は第1回目のコンテストから参加し、昨年は金賞と銀賞を受賞。来年もコンテストに挑戦する予定で、部員の高木達崇君(1年)は「今回得た経験を次に生かし、金賞の上のプラチナ賞を目指したい」と話している。
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