台湾で道南の魅力PR…2市1町の各首長がトップセールスに出発

update 2013/3/1 10:09


 定期航空路で結ばれた台湾からの観光客を呼び込むため、函館近郊の関係者で構成する「台湾観光客誘致訪問団」が28日、函館空港から台湾に向けて出発した。2市1町の各首長が顔をそろえた圏域合同のトップセールスは初めて。3日までの日程で、道南の魅力をPRするほか、青森県内の関係者も合流し、青函圏全体への波及効果を狙う。

 函館市や経済界による海外セールスはこれまでも実施しているが、北海道新幹線開業を見据えて、函館圏域の連携を強化しようと北斗市、七飯町に参加を呼び掛けた。訪問団には工藤寿樹函館市長、高谷寿峰北斗市長、中宮安一七飯町長と3市町の議会議長、函館商工会議所の松本栄一会頭と4副会頭、渡邉兼一函館国際観光コンベンション協会会長ら計30人で構成した。

 一行は1日に定期航空路を開設したエバー航空、復興航空の両社を訪問し、今後の安定運航を依頼。これまでチャーター便の運航実績がある中華航空や、旅行会社、台北市近郊の港湾都市基隆(キールン市)も訪れる。同日の交流会には青森、弘前、八戸、十和田の青森県4市の関係者約40人が合流し、観光名所や交通アクセスの状況など幅広い魅力をアピールする。

 函館空港で開かれた出発式で工藤市長は「台湾観光客はリピーターが多く、何度も来ていただくためには、北斗、七飯に広がっていくことが必要。青函連携も深め、3年後の新幹線開業をにらみ、成果を持ち帰りたい」とあいさつ。高谷市長は「1人でも多くの人たちに北斗市の名前をPRしてきたい」と話し、中宮町長は「台湾からもっとお客さまを連れて帰ります」と意気込んでいた。

提供 - 函館新聞社


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