函館市議会「新函館駅」決議案提出へ
update 2013/2/27 09:56
函館市議会の北海道新幹線新函館駅(仮称)開業に関する調査特別委員会(出村勝彦委員長)が26日開かれ、新駅の駅名を「新函館」などとする決議案を28日開会の第1回市議会定例会で提出する方針を示した。3月13日の同委員会で、決議案の内容も含めて最終決定する。
出村委員長が開業を見据え「函館市議会として何らかの意思表示をしたら良いのではと思った」とし、提出の方針を各会派に提示。協議した結果、市民クラブと共産党の2会派が「会派内で検討したい」と述べ、持ち帰った。
決議案の内容は新駅名称の他に、新駅とのアクセスに関わり▽電化整備▽アクセス列車への新型車両の導入▽在来線駅舎の整備―を想定。提出が正式決定した場合、3月25日の同定例会最終日に議案として出される。
出村委員長は「決議案は出す方向で考えている」と述べ、「可決されたら早急にJRに申し入れたい」と話した。
新駅の名称をめぐっては工藤寿樹市長が「新函館」を主張しているが、北斗市議会は昨年6月に「北斗函館」にすべきとの決議案を賛成多数で可決。駅名はJRが道や地元自治体の意向を考慮して決める。
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