漁師目指しPR 道など就業支援フェア
update 2013/2/25 10:04
道漁業就業支援協議会(札幌)と道は24日、函館国際ホテルで「漁業就業支援フェア2013イン函館」を開いた。道内で漁師を目指す8人が興味のあるブース(4市町7団体)を回り、内定獲得≠ヨ向けて自分を売り込んだ。
担い手を確保したい漁業者と、漁師として働きたい若者のマッチングの場として2009年度から開催。本年度は札幌、旭川、函館の道内3カ所で、函館会場にはせたな町、森町、後志管内寿都町、室蘭市から7団体が出展した。
参加者はブースを回り、先輩漁師から仕事内容や収入、住居などについて説明を受けた。森高校3年の加藤真司さん(18)は「漁師になると決めているので参加した。後輩が入ってきたら仕事に関して何でもアドバイスできる人になりたい」と話した。
森町でホタテ養殖に取り組むイチヤマジュウ吉田漁業部の吉田誠代表(55)は「若くてやる気があり、海の仕事が好きな人に来てほしい」と力を込めた。
面談の結果、出展者が意中の人に研修生採用の内定を出す。双方が合意すれば、1年間の漁業研修に移行する。研修後はそのまま親方の下に就職するか、同じ地域内で独立を目指す。同協議会によると、これまでの実績(1月31日現在)は研修生77人、研修終了者39人、就業者35人。
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