来月9日、箱館戦争テーマに郷土学講座

update 2013/2/22 10:07


 道南ブロック博物館施設等連絡協議会(田原良信会長、27団体)は3月9日午後2時、市中央図書館(五稜郭町)で、第3回郷土学講座・歴史編「箱館戦争―開陽丸と五稜郭の調査から」を開く。同協議会ブログ上に、学芸員がリレー形式で投稿する記事をアドベントカレンダーに見立て、講座をPRしている。

 道南各市町の博物館や美術館、郷土資料館の学芸員が提供する人気企画で、2011年から年に1回開催している。今回は、江差町教委の藤島一巳主幹が「江差沖から引き揚げられた開陽丸」、田原会長(市立函館博物館長)が「五稜郭の調査から分かった箱館戦争」と題して研究成果を発表する。

 講座を盛り上げようと、アドベントカレンダーを取り入れた。同カレンダーは通常、クリスマスまでの期間中に1日ずつ窓を開けてカウントダウンを楽しむ。これを応用し、同8日まで毎日、学芸員26人が幕末維新や箱館戦争をテーマに記事を投稿。このうち、一番手を務めた厚沢部町郷土資料館の石井淳平さんは、松前藩が築城した町内の館城を紹介し、大きさが松前城とほとんど同じことや、五稜郭は館城の6倍の面積があることなどを解説している。

 市立函館博物館の野村祐一主査は「日替わりの投稿で盛り上げていくので、当日はぜひ会場に足を運んでほしい」と話している。

 資料代200円が必要。直接会場へ。問い合わせは同協議会事務局(市立函館博物館内)電話0138・23・5480へ。

提供 - 函館新聞社


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