「デマンドバス」運行へ、函館バス新年度

update 2013/2/22 10:05


 函館バス(森健二社長)は21日、利用者の要望に応じてバスを走らせる「デマンドバス」を、東山見晴台団地―日吉営業所間で実施することを明らかにした。市内では初めてで、利用したい住民に事前予約してもらうことで、運行本数が少ない地域での利便性向上を図る狙いがある。

 同日市役所で開かれた、市生活交通協議会で同社が示した。

 デマンド方式を取り入れるのは、同バスの34系統(日吉営業所―函館大学前間、1日5往復)。東山見晴台団地エリアでは、五稜郭を経由して市役所前まで結ぶ3系統が1日3往復運行しているが、時間帯が通勤・通学時に限られるため、周辺住民から通院や買い物に使える時間帯での運行を求める声が上がっていた。

 そこで、沿線にスーパーが多数点在している34系統を活用。5往復中、午前9〜10時台と午後1時台に発車する2往復で、運行の2時間前までに日吉営業所に電話予約することで、起点を同営業所から東山見晴台団地下まで約3`延ばして運行する。

 同社によると、デマンド方式は今金町の温泉施設で、利用客が訪れた際に施設が連絡し、乗り入れしているケースがある。

 同社はまた、新年度の路線再編案を提示し、協議会から了承を得た。主なものでは14系統(滝沢町―函館駅前間)の起点を日吉営業所とするほか、94系統(函館駅前―昭和営業所間)を国道5号と亀田支所、日吉方面を結ぶ路線に変更。北斗市上磯地区と函館駅前を結ぶ111系統は亀田支所・五稜郭回りに変更して新たに151系統とし、国道278号(漁火通)から本町・五稜郭方面に乗り入れる86系統を廃止する。

提供 - 函館新聞社


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