七飯町物産振興協を設立へ、新幹線開業見据え

update 2013/2/20 11:13


 【七飯】町は、2015年度末の北海道新幹線開業を見据え、農産品の生産者や加工品の製造業者らで構成する「七飯町物産振興協議会(仮称)」を設立する方針を固めた。新たな特産品開発や町の知名度アップに向けた取り組みを積極化させる狙いで、月内に準備会を開催して本年度中の設立を目指す。

 同協議会は事務局を町が務め、現時点で準備会には約30事業者の参加を見込む。設立後は当事者間での協議を重ね、新たな特産品の開発に加えて既存商品のPRや販路拡大に一丸となって取り組む考え。また、将来的に民間事業者で構成する独立した組織とすることも想定しているという。

 町は昨年、函館や札幌で開催されたイベントの来場者や道南の食品加工関係者らを対象に特産品のニーズや町のイメージについて調査を実施した。札幌での調査では「大沼に行ったことはあるが『七飯』は知らない」との回答が少なくなかったといい、町自体の知名度アップへ向けた活動が必要とされている現状も明らかになった。特産品ではリンゴや「大沼だんご」の知名度が高く、新たな特産品についてはリンゴを活用した商品や、「ななえ」をもじった商品などがアイデアとして出されたという。

 町は調査結果を踏まえ、「特産品の開発を含め、すべての取り組みをスピードアップしていく必要がある」と語り、「窓口となる協議会の設立を生かし、限られた時間で最大限の効果を生み出したい」と意気込んでいる。

提供 - 函館新聞社


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