「太陽光」普及に期待 「サンライト」北斗で発電所完成間近

update 2013/2/19 10:27


 【北斗】太陽光発電を手掛ける「サンライト」(北斗市追分、小林裕司社長)が、市内柳沢28に建設していた「北斗サンライト発電所」(出力49・6キロワット)が、ほぼ完成した。道南での太陽光発電の普及に向けて宣伝の役割を担う。3月から売電を始める。

 メガソーラー(出力1000キロワット以上)ではないが、出力の規模としては北海道電力函館支店管内で最大という。昨年12月に着工した野立て用太陽光発電システムで、パネル208枚(1枚165センチ×99センチ)を設置済み、あとは売電用に使う電線の敷設工事が残っている。施工は「アーク」(札幌、渡邊賢二社長)。

 函館・江差自動車道の北斗富川インターチェンジに近い、小林さん(49)の所有地1815平方メートルに約2800万円を投じて建てた。年間250万円程度の売電収入を見込む。11年かけて投資額を回収する計画だ。

 もともと原発に反対していた小林さんが、代替エネルギーとして太陽光に着目、起業して太陽光発電事業に参入。小林さんは「エネルギーが自賄いできれば、原発がいらなくなる」と強調する。

 道南では、十勝や胆振管内などに比べ太陽光発電を導入するケースはまだ少ない。小林さんは「地域で太陽光発電を普及するための広告塔≠ノなれれば。道南でも可能だということを見てほしい」と話している。

 問い合わせはサンライトTEL0138-49-7133へ。

提供 - 函館新聞社


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