震災の悲劇忘れないで 19日から写真展
update 2013/2/18 10:12
来月で東日本大震災から2年になるのを前に、被災地の様子を伝える写真展「未来への贈りもの あの日の記憶」が19日から金森赤レンガ倉庫(末広町4)で開かれる。写真家4人が宮城県石巻市をメーンに撮影した写真と石巻市立渡波小学校児童の写真が展示される。
現地で活動を続ける写真家の平井茂さん、土谷英ニさん、辻彩登君、葉上洋子さんの4人で結成するプロジェクト主催。会場にはがれきの山や崩れた建物、仮設住宅で暮らす人々の生活の様子など、それぞれの目線で撮影した約130点が並ぶ。
メンバーの1人、辻君(中学1年)は、笑顔のケーキ屋さんとして自らケーキを作り、避難所に届ける活動などに取り組んでいる。出展した作品は墓石の上に自動車がのったものや現地で出会った人の笑顔を写した作品など。辻君は「写真を通して、こうゆう現状があることを知ってほしい。忘れないでほしい」と話す。
また3月9、10日は写真家によるトークセッションのほか、辻君のケーキ販売も行う予定。葉上代表は「年月が経っても奥地はがれきの山。震災の影響はまだ続いている。現地の今を伝えられれば」と話している。
入場無料。時間は午前9時半〜午後7時。場所はBAYギャラリーと洋物館ギャラリーの2会場。問い合わせは金森赤レンガ倉庫電話0138・27・5530へ。
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