新函館―函館リレー列車、3両編成 所要17分
update 2013/2/16 10:21
2015年度に開業する北海道新幹線の新函館(仮称)駅と函館駅を結ぶリレー列車について、JR北海道は、1編成3両の快速列車を4編成投入する方針を固めた。所要時間も現在の約25分から17分に短縮する見通し。JRが実施する同区間の電化は、2013年度中に着工する予定だ。
導入する車両について同社は「検討段階」とするが、札幌の学園都市線で使用している通勤通学用のロングシートタイプも選択肢の中にあり、同区間で導入した場合、1両の定員は120〜130人になる見込み。繁忙期にリレー列車が混み合った場合には1編成6両まで連結することが可能だという。
国土交通省の認可を得た後、柱を設置したり、電線を通したりする電化のための工事を13年度中に開始する予定。また、同社は運行間隔など運用面についても「検討中」としている。
函館市や函館商工会議所など関係機関でつくる北海道新幹線新函館開業対策推進機構などは、所要時間20分以内を実現できる車両の導入、新幹線と円滑に乗り継げる運行ダイヤの構築など同区間のアクセスの充実を要望していた。
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