函館開建がトラック、バス協と協定締結

update 2013/2/14 11:03


 函館開発建設部(高橋敏彦部長)と函館地区トラック協会(柏葉孔会長)、函館地区バス協会(森健二会長)は13日、「道路異常の情報共有に関する協定」を締結した。函館開建と民間団体による同協定締結は道内初めて。

 協定では、両協会はトラック、バスの運行時に函館開建管理の国道などで路面の異常を発見した場合、同開建へ通報協力し、同開建は交通規制の情報を両協会に提供する。

 同開建は渡島、桧山管内の国道9路線、函館江差自動車道の計10路線約700キロを管理。各路線では2日に1度のペースで道路パトロールをしているが、路面の陥没や亀裂が生じても次のパトロールまで対応が遅れる課題があった。

 トラック協会は263社4100台のトラックを、バス協会は17社450台のバス、タクシーを所有。多数の車両による広範囲な運行メリットを生かして道路の異常を発見し、速やかな修復対応につなげるのが狙い。

 協定締結は函館開建で行われ、高橋部長と柏葉会長、森会長の3人が協定書に署名と押印した。

 高橋部長は「道路の問題点をいち早く入手でき、早期対策が可能となる。意義のある協定」とし、柏葉会長、森会長とも「公益のために資する活動」「地域の安全面に寄与できる」と協力姿勢を示した。

 協定の期間は来年3月31日までで、以降は自動更新する考え。

提供 - 函館新聞社


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