バレエ教育機関「RAD」 紫竹君が中級検定合格
update 2013/2/11 10:23
【北斗】英国のバレエの教育機関「ロイヤルアカデミーオブダンス(RAD)」の中級検定に、北斗市の紫竹康太さん(19)=市立札幌大通高校4年=が受験し、100点満点中83点と高得点をマークし合格した。道内では男子として初めての快挙。紫竹君は「この合格を契機にさらなるステップを踏みたい」と意気込みを新たにしている。
紫竹君は4歳から函館市内の教室でバレエを習い始め、中学卒業後は札幌市内の単位制高校に通いながら、バレエ教室でレベルアップを図ってきた。
昨年1月、道内初の登録教師検定合格者、桃井香苗さん(今金町)に受験を勧められた。最初は迷いがあったが、家族らの後押しもあり、5月に受験を決意した。
検定は基本動作の正確性や審美性が重視され、紫竹君は週1回、桃井さんのレッスンを受けたほか、公認のDVDを繰り返し見ながらレベルアップに取り組んできた。
昨年11月に東京で行われた検定では「緊張したけど力を出し切ることができたのでどんな結果が出ても悔いは無かった」。12月に合格の知らせが届き「これまで指導していただいた恩師や桃井さん、家族への感謝の気持ちでいっぱい」と話す。
受験に備えたレッスンを通じて、自然と体で覚えた基本動作や振り付けに意味があることを実感。「バレエに対する興味や魅力が新たに湧いた」と話す。
この春卒業し、ダンサーとして活動しながらバレエの指導者を目指す。「自分で教室を持って世界に通じるダンサーを育ててみたい」と飛躍を誓った。
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