お待ちかね ゴッコ登場 恵山でまつり
update 2013/2/11 10:21
恵山地区の冬を代表するイベント「第23回恵山ごっこまつり」(実行委主催)が10日、函館市日の浜町の道の駅なとわ・えさん向かいの特設会場で開かれた。約2000人の市民が訪れ、振る舞われたゴッコ汁など道南の冬の味覚を味わった。
ゴッコ汁は恵山女性団体連絡協議会のメンバーが地元産のコンブでだしを取り、しょうゆベースの味付けで調理。600食分を準備したが、わずか1時間ほどでなくなる人気ぶり。生干しゴッコの炭火焼き、市場になかなか出回らない海藻「こざるめん」を使った味噌汁も好評だった。
また、採れたての生のゴッコがメス1匹オス2匹のセットで1000円と格安で販売されたほか、カキやホッケなど新鮮な海産物が数多く並び、買い求める市民が長蛇の列をつくった。
生のゴッコを購入した万代町の主婦、永澤和枝さん(61)は「今日の夜に鍋にしていただきます。楽しみ」と笑顔で話していた。
提供 - 函館新聞社
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