旧グルメシティ五稜郭店 ビル開発で新会社 函館市も出資方針

update 2013/2/9 11:38


 市内の民間業者らが函館市本町の旧グルメシティ五稜郭店の開発を担う特別目的会社を設立したことが分かった。同ビルは、函館市が市中心市街地活性化基本計画案に複合ビルとして再整備することを盛り込んでおり、函館市も出資する方針だ。長年空きビルとなっているが、同社が北海道新幹線開業に合わせた完成を目指す。

 新会社は「SPC函館本町開発」で、代表取締役は駅前の和光ビルを運営するNAアーバンデベロップメントの布村隆二社長が務める。そのほか、西武建設運輸(函館)と開発コンサルタント会社、街制作室(札幌)が参加している。

 会社設立は1月24日付で、設立の目的を同ビルが建つ住所の開発事業としている。現在の資本金は1100万円。今後、出資を募るほか、金融機関などからビル購入費などを調達する。また、函館市も出資する方針で、新年度予算に4000万円を盛り込むことを検討している。

 市中心市街地活性化基本計画案で同ビル整備は「優良建物整備事業」となっており、マンションと商業施設を合わせた複合ビルとして整備する予定。ほかに市がワンフロアを買い上げ、起業家支援と若者向けの多目的スペース「市民交流プラザ」を設置する。

 旧グルメシティ五稜郭店は2009年に閉店。地上6階で店舗面積は約1万平方メートル。ビルは魚長食品(豊川町)が所有している。

提供 - 函館新聞社


前のページにもどる  ニュースをもっと読む


ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです