マーチング人気再燃の場に マキシマム来月24日に記念公演
update 2013/2/5 10:11
今年で創立20周年を迎えた函館のマーチングバンド「マキシマム・ドラム・アンド・ビューグル・コー」(マキシマム、福崎進一代表)の記念公演「LIVE2013」が3月24日、市民会館(湯川町1)で開かれる。ゲスト4団体を含め総勢150人が出演、迫力満点のステージを繰り広げる。
マキシマムは、福崎さん(41)ら函大付属有斗高のマーチングバンド部OB数人が1993年、道内では初となるマーチングバンドの社会人団体として旗揚げ。現在は20代中心に約40人が所属し、市青年センターで練習している。
発足当時、有志はすぐに数十人に膨らみ、3年後には単独コンサートを開催。中高生への普及活動として、道南の学校へ指導に訪れることも増えた。裾野が広がり、10年ほど前のピーク時には70人もの団員が在籍していた。
だが、楽器が高額だったり、体育館のような広い練習場所の確保が難しかったりといった悩みを抱え部活数は減少していった。この20年間、教育現場で指導もしてきた福崎さんは「道内で函館はある意味マーチングの先進地だし、演奏のレベルも高い」と話し「20年はあっという間だったが、この節目の年にもう一度函館、道南から盛り上げるきっかけにしたい」と意気込む。
記念公演は3部構成。1部はゲストに招く創価学会函館吹奏楽団、有斗高、亀田中、青柳小各バンドとの合同部隊。2部は、マキシマムが編曲したスタジオジブリ映画「もののけ姫」全3楽章の演奏。3部は過去の公演で大好評だったという「オペラ座の怪人」全7楽章を披露する。
岩本直弥団長(27)は「『もののけ姫』も『オペラ座の怪人』もよく知られた曲ばかり。吹奏楽やオーケストラでは味わえない迫力を感じてもらえれば」と呼び掛けている。
当日は午後4時から。チケットはS席2000円、A席1500円、B席1000円(全席指定、当日500円増)。市民会館などで扱っている。問い合わせはlive2013@maximum1.jpへ。
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