市電8000形の販売開始

update 2013/2/1 10:19


 函館市交通部は31日、模型メーカー「グレイスモデル」(時任町、増井慎吾代表)のプラモデル「函館市電8000形電車」の販売を駒場乗車券販売所(駒場町)で開始した。営業開始と同時に買い求める客が訪れるなど、初日は72個を販売した。

 同社の製品第1弾で、開業100周年の記念グッズとして扱われる。サイズは実車の150分の1スケールで鉄道模型Nゲージの規格に準じた。同部事業課は「電話での問い合わせも多く、初日から想像以上の反響。1人で5個購入された方や、乗務員も買い求めていました」と話す。

 市内大町の相馬株式会社前を走る8009号車を水彩で描いたパッケージイラストは、イラストレーターの西村慶明さんが担当。土産品として観光客にも話題を呼びそうだ。パーツは約40種で、台車部分や座席、パンタグラフなど、細部を再現したほか、角形、丸形ライトを好みでつくり分けることができる。

 装飾用のデカール(シール)は、車体側面の表示板や系統板など、実際に使用されているものを数_の幅に収め、デジタル、アナログ表示にも。間もなく実車で使用される予定の「百周年」ロゴ入りの方向幕や、末広町や千歳町など小判形のあんどんを使用している7カ所の電停名も用意した。

 増井代表は「路面電車の良さやメカの細部まで見て、触って、感じてもらいたい。プラモデルをきっかけに、実際に電車に乗ってみたいと思う人が増えたらうれしい」と話している。

 2200円(税込み)。当面、同販売所でのみ取り扱う。営業時間は午前8時45分から午後5時半。問い合わせは同課TEL0138・32・1730。

提供 - 函館新聞社


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