小中生が雪像づくり、あす開幕の雪と氷の祭典彩る

update 2013/2/1 10:17


 【七飯】2、3日に開催される「第47回大沼函館雪と氷の祭典」(実行委主催)の会場となる大沼公園広場ではイベント本番に向け、地元の小中学生らによる高さ2bの雪像づくりが進んでいる。

 この日は地元の大沼小や大沼中の児童、生徒が雪像づくりを行った。大沼中は制作開始から3日目で、1、2年生約40人が班ごとに分かれて作業。生徒らは小学生時代から毎年雪像作りに参加しているため、今やベテランの域に到達。手際良く雪を盛って形を整える作業をこなしていた。2年の岸胤真君(14)と松田翔君(13)は「観光客には大沼伝統のイベントを楽しんでほしい」と話す。

 一方、大沼小はこの日が作業初日。学年ごとに「雪だるま」や「カクレモモジリ」などテーマを決め、教職員や保護者も参加してにぎやかに制作を開始した。町のマスコットキャラクター「ポロトくん」を作る6年の石川瑛菜さん(11)は「顔の輪郭をつくるのが難しいけど楽しい」と話していた。

 「雪と氷の祭典」は2日開幕。大沼公園広場では長さ20bのジャンボ滑り台が楽しめるほか、午前10時からは七飯町、森町、鹿部町の特産品が一堂に会する冬の味覚市を開催。午後5時からは特設ステージでオープニングセレモニーが行われる。

提供 - 函館新聞社


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