道南と東北 人材交流へ
update 2013/1/30 11:16
2015年度の北海道新幹線開業を見据え、北海道運輸局函館運輸支局は、道南地域と東北の観光関係者らとの人材交流事業に乗り出す。第1弾は22日から24日まで東北エリアの観光のキーパーソンを招き、道南各地をめぐるツアーを行う。観光資源を紹介したり、地域の関係者らと意見交換するなどして道南の観光振興につなげる考えだ。同支局では「民間事業者同士の交流のきっかけにしたい」と話している。
事業名は「北海道道南・東北観光関係者交流連携事業」で、道運輸局として初めての取り組み。北海道新幹線新函館開業対策推進機構や新幹線木古内駅活用推進協議会などが協力する。
開業後の誘客に向け、埋もれている観光資源の掘り起こしと磨き上げが狙い。東北各県で観光事業に携わる人と札幌の旅行会社関係者ら合わせて20人ほどを招く。旅行会社には商品の開発に生かしてもらうほか、「東北の観光関係者の情報発信力に期待したい」と同支局。
ツアーは22日夜の函館市元町の教会群通り散策でスタート。23日は江差町の山車会館などをめぐるほか、松前町ではまち歩きと松前漬け作りを体験。24日は福島町の青函トンネル記念館や知内町の「カキ・ニラまつり」を視察する。
近隣の自治体の観光関係者を集めた意見交換会も予定しており、外からの視点で道南観光を評価をしてもらう。同支局では「東北エリアとの交流、ネットワークの構築を今から図ることで開業に間に合わせたい」としている。
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