11月市民ミュージカル 顔合わせ 稽古意気込む

update 2013/1/28 10:39


 11月10日に開かれる函館市民ミュージカル2013「伝言〜時のかなたより〜」の実行委員会(佐々木茂委員長)は26日、市民会館で、公演参加者の顔合わせ会を開いた。札幌の演出家、橋口幸絵さんも指導者として駆け付け、ワークショップを通じて参加者と交流を深めた。

 同ミュージカルには、地震による津波で現代にタイムスリップした縄文人の4姉妹が登場、原発事故も起き、現代人の生き方を問う内容だ。青山ダンススタジオ(千代台町)主宰者の青山眞理子さんが脚本を手掛けた。

 顔合わせ会には公募で集まった小学4年生から50代の大人まで、出演予定の24人が参加。初めに佐々木さんが総合芸術を全て手作りする大切さに触れ、「全国にこの公演を発信していきたい。9カ月間頑張ろう」とあいさつ。スタッフや参加者も「未経験でも一生懸命頑張る」などと自己紹介した。

 続いてワークショップに移り、橋口さんは表現のポイントとして「表情や目線など非言語的な要素が9割を占める」と指摘。実際に顔や体を動かし、何をしているかを参加者に考えさせた。参加者も4人1組になり、身ぶり手ぶりだけでカメラマン、エレベーターガールなどのしぐさを表現。終始和やかな雰囲気で行われていた。

 今後は週3回、市内で演技、ダンス、歌の稽古を行う。3月24日には配役オーディションも予定している。

 また、実行委は引き続き出演者を募集中。参加費5000円、月会費1000円。対象は小学3年以上で経験は問わない。希望者ははがきかファクスに住所、氏名、年齢、電話番号を明記し「〒042・0932 函館市湯川町1の32の1 函館市民会館内 函館市民ミュージカル係」へ申し込む。

 問い合わせは同会館内の事務局電話0138・57・3111へ。

提供 - 函館新聞社


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