描いた絵から音が出た…未来大が公開講座
update 2013/1/27 10:23
公立はこだて未来大(中島秀之学長)は26日、同大で子ども向けのワークショップ「マジカルサウンドお絵かき」を行った。函館・近郊の小学生約25人が、紙に書いた絵から音がなる「絵楽器」作りを楽しんだ。
同大公開講座「音楽の情報学」の本年度2回目で、情報アーキテクチャ学科の竹川佳成助教(音楽情報科学)が講師を務めた。
絵楽器は電気が通る墨汁に触ると、人の持つ電気に反応して装置があらかじめプログラムされた音を出す仕組み。ピアノやシンセサイザー、タンバリン、スネア、シンバルの音が出る。 子どもたちは一度実演をした後、2班に分かれて横長の紙(10b×1b)に絵の具やクレヨンなどを使って思い思いの絵を表現。魚や花、ハート形などいろんな楽器ができ、最後は全員で演奏してコンサート気分を満喫した。
未確認動物「ネッシー」を描いた函館南本通小5年の長谷川優太君(11)は「皮をむいて銅線を出したり、音が出たりして楽しかった」と笑顔で話した。
竹川助教は「楽器は自分で簡単に作れるものなんだ、ということを身をもって体験してもらえれば」と話していた。
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