ロシアの生活や文化学ぶ…北方領土わーく
update 2013/1/27 10:20
ロシアの身近な話題に触れて、領土問題の関心を高める女性向け講座「北方領土わーく」が26日、函館市地域交流まちづくりセンターで開かれた。約20人が参加し、江別市在住のロシア語通訳者、渡辺直子さんの講演に耳を傾けた。
北方領土復帰期成同盟の主催、同同盟渡島地方支部の主管。
渡辺さんはロシアについて、天然資源に恵まれ、ヨーロッパで使用されているガスのほぼ全量がロシア産であること、国民の7割がロシア正教会の信者だが、旧ソ連時代は宗教が禁止されていたため、宗教が解禁されて20年ほどと日が浅いことなどを紹介。
ロシアの蒸留酒ウオツカは「小さなグラスで一気飲みするのが基本で、パーティー出席者全員が順番に乾杯の音頭を取る」「女性はお酌の感覚でウオツカをついではいけないし、公の場ではワインにするのがたしなみ」などと述べた。
経済成長の陰で格差が進んでいることも説明。ロシア人は豊かさの象徴として大型車や高級車に憧れるが、豊かなはずの日本人がみなコンパクトカーに乗っているのを見て驚く、などの話も参加者の興味を引いていた。
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