市電723号、レトロな街並みにぴったり
update 2013/1/25 10:07
広告入りのカラー電車として昨年12月まで走行していた函館市電「723号車」が昭和40年代の市電標準色に塗り替えられて運行している。レトロな街並みに溶け込む姿で路面電車ファンや観光客らを楽しませている。
市交通部によると、723号車は当時の主力「710形」の1台として1962年に製造。昭和40年代はアイボリーとライトグリーンの2色に塗り分ける標準色の車両が多かったが、75年以降、カラー電車に転用されたために徐々に姿を消した。
標準色で走行しているのは「812号車」に続いて2台目。広告のない車体を生かし、テレビドラマの撮影に使用されるなど、活躍の機会もふえているという。
市交通部は「西部地区の風景や街のイメージにも似合う。古いカラーリングを市民の皆さんに懐かしいと感じてもらえれば」としている。
提供 - 函館新聞社
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