3月3日に函館で「平和の日」の集い、北海道初
update 2013/1/25 10:07
日本ペンクラブ(浅田次郎会長)が主催する第29回「平和の日」函館の集いが3月3日、函館市民会館(湯川町1)で開かれる。24日に函館市役所で行われた記者会見で、同クラブ会員で作家の新井満さん(七飯町在住)は「石川啄木ゆかりの地で開催できるのは大変意義深い。ぜひ大成功させたい」と意欲を見せた。
同クラブは英国ロンドンに本部を持つ「国際ペン」の日本センターで、言語表現の自由を守る目的で、1935年に島崎藤村を初代会長として創立。84年からは3月3日を「平和の日」と定め、毎年各地で講演会や対談形式のイベントを行っている。 今回は市制90周年を記念し、道内の初開催地として函館が選ばれた。テーマは「平和の日に想う 環境・ことば・歴史・まつり」で、浅田会長や新井さんをはじめ、俳人の黛まどかさん、北海道アイヌ協会理事の秋辺日出男さんら8人のゲストが、2人ずつバトルトークを行う。
中でも注目されるのは、浅田会長とタレントの中村敦夫さんによる「原発」についての対談。新井さんは「大間原発が問題となっている函館でどのような議論が交わされるか注目してほしい」と話している。
函館の集いは、午後1時開演で同4時40分終了予定。入場は無料で参加希望者は往復ハガキまたはEメールに住所、氏名、同行者氏名(1人まで)、電話番号などを記し、「〒040・8666 函館市教育委員会生涯学習文化課」、もしくは「heiwa.hako@city.hakodate.hokkaido.jp」宛てに送る(先着順)。
問い合わせは同課電話0138・21・3464。
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