介護施設で78人ノロ感染
update 2013/1/25 10:07
市立函館保健所は24日、介護保険施設で入所者67人、職員11人の計78人がおう吐や下痢などの症状を訴え、80代の女性1人が嘔吐(おうと)物が原因の誤嚥(ごえん)性肺炎により死亡したと発表した。複数の有症者からノロウイルスが検出された。78人が発症した集団感染は、市内では統計を取り始めた2006年度以降で最も多い。
同保健所によると、同施設では9〜24日にかけて有症者が発生。80代女性は14日に死亡した。18日に同保健所に通報し、24日に便検査をしたところ12人中11人からノロウイルスが確認された。77人は現在、回復または快方に向かっている。感染経路は調査中。
同保健所は同施設に対して入所者の健康状況の把握や手洗い、うがいの徹底を呼び掛けた。改行 ノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団感染事例は本年度12件(24日現在)で、昨年度の6件を大幅に上回っている。
同保健所は予防法として排便後や調理、食事前、帰宅時などのこまめな手洗いを呼び掛ける。また「施設で集団感染が発生した場合は早めに保健所に通報してほしい」と話している。
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