宿泊施設 すでに「満室」…GLAY 夏のライブ
update 2013/1/24 09:55
函館出身の人気ロックバンド、GLAY(グレイ)がこの夏、緑の島で行う「凱旋ライブ」が7月27、28日の2日間と決まった。日程の決定を受け、市内のホテルや旅館はすでに軒並み満室状態だ。旅行会社がツアーを計画中で、客室確保に力を入れているほか、予約の問い合わせも殺到。宿泊施設は半年前から「GLAY特需」に沸いている。
宿泊施設には日程がホームページで発表された21日から問い合わせの電話が相次いだ。ホテル函館ロイヤル(大森町)では「2日間は予約で満杯。発表になってすぐに問い合わせの電話が次々と入り、申し訳ないが断っている状況」と話す。
ライブは2日間で5万人の観客を動員する予定。函館市内の宿泊施設は、部屋数が約1万室で、約2万4000人の収容が可能という。夏休みに入っており、ライブ以外の観光客も多く訪れる。ロワジールホテル函館(若松町)では「観光のオンシーズンとも重なっているので、予約でいっぱい」。
駅周辺のビジネスホテルや湯の川温泉の旅館やホテルでも状況は同じ。ビジネスホテルのホテルプロモート函館(松風町)では「問い合わせが続いており、連泊の予約も入った。可能な範囲で予約を受けている」とした。大手旅行会社のJTBではライブに合わせたツアーの企画を進めており、函館支店では「各ホテルや航空会社などと協力し調整しているところ」としている。
また、工藤寿樹市長は23日の定例会見でライブの日程決定について触れ、「ファンと市民が待ち望んでいた初めての古里での凱旋ライブなので、盛り上げていく方法を考える」と期待を寄せた一方、中央競馬の開催とも重なることから「あふれて泊まるところがないというのが一番困る」と述べた。
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