日本航空が伊丹線再開へ
update 2013/1/23 10:10
航空各社は22日、夏季(3月31日〜10月26日)の運航計画を発表した。日本航空(JAL)は、2005年3月末に運航を休止した函館―大阪伊丹線を8年ぶりに再開させる。一方、全日空(ANA)は、堅調な函館―羽田線を冬季ダイヤより1便増の1日5往復とし、夏場の需要増に対応する。
日本航空の函館―伊丹線の再開は、地方路線を中心とした国内線ネットワークの拡充の一環。05年から運航を休止していたが、昨年11月に函館市や函館商工会議所、函館国際観光コンベンション協会などが同路線再開の要望書を提出。それに応える形で再開を決めた。
函館―伊丹線で使用する機材は50人乗りの小型ジェット「バンボルディアCRJ200」。小型機の投入で安定的な収益を確保する考え。運航は、伊丹を午後0時55分に出発し、函館到着が午後2時。同3時に函館を出発し、同4時45分の伊丹到着に設定した。同支店では「観光客の需要も多く、函館、道南地域の観光振興と経済活性につなげていきたい」としている。
また、函館―羽田線についても機材を大型化。6〜10月に全便ではないものの、375人乗りのボーイング777を投入する計画。同支店によると、座席数は前年に比べ1割ほど増加する見通し。
全日空の函館―羽田線は、エア・ドゥとの共同運航。昨年夏季のダイヤが1日5往復で、好調だったことから12月中旬まで延長した。それ以降は1日4往復としたため、現行のダイヤからは1便の増便。夏場のオンシーズンを5便体制として好調を維持する考え。
昨年夏に大型化した函館発羽田行きの初便を、引き続き大型機(289席、ボーイング767)で運航する。また、函館―大阪(関西)便は4月25日まで1日1往復で、26日から10月26日までは2往復にする。
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