北方領土返還へ協力訴え、渡島管内巡回スタート
update 2013/1/23 10:10
北方領土復帰期成同盟渡島地方支部(村上幸輝支部長)が初めて企画した、渡島管内市町を巡回するキャラバンが22日、始まった。2月7日の「北方領土の日」と特別啓発期間(1月21日〜2月20日)に合わせた取り組みで、28日まで管内の役場や団体など20カ所を訪問し、領土返還運動への理解と協力を呼び掛ける。
初日は同支部事務局長の村上幸義さん(38)と協力員の阿相忠佑さん(33)が啓発用の乗用車で森、八雲、長万部の3町を訪れ、役場の担当職員や商工会幹部と面会。返還運動の現状を説明し、署名の協力を求めた。
のぼりを掲げて各町を訪れ、担当者は「わざわざ足を運んでもらい、ありがたい」と歓迎。イベント会場の署名活動など、協力に前向きな姿勢を示した。
村上事務局長と阿相さんは「皆さん快く対応していただき、思った以上に手応えを感じた」と感想を話す一方、これまでの運動の形骸化や若年層の関心の低さも感じたという。
23日以降も函館市内の旧4町村地域や渡島西部4町などを巡り、最終日の28日は北斗市役所などを訪れキャラバンを終了する。
村上事務局長は「国民みんなが自分のこととして北方領土の問題を考えてほしい。渡島全体で運動が盛り上がるよう努めていきたい」と意気込みを述べた。
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。