津軽海峡フェリー「大函丸」4月18日就航

update 2013/1/19 10:42


 津軽海峡フェリー(函館市港町3、石丸周象社長)は18日、函館―大間航路の新造船「大函丸(だいかんまる)」(1985d)を4月18日に就航させると発表した。航行時間は10分短縮し1時間半で函館と大間を結ぶ。バリアフリールームを設けるなど客室設備を充実させ、観光ニーズにも対応する。

 大函丸は、老朽化した現在の船「ばあゆ」(1529d)に代わり、同町が約26億円をかけて建造。同社が運航する。全長は約91bで定員は478人。トラックだと21台、乗用車だと60台の輸送が可能。1日2往復は現行のまま。

 客室のコンセプトは「和モダン」。木のぬくもりが伝わる雰囲気にした。車いすの乗客が利用しやすいように通路は広々としており、バリアフリールームもある。ほかにペット専用のドッグルーム、快適なカジュアルシートを新設したのが特徴。

 大函丸は昨年12月に広島県尾道市で進水式を終え、3月末に完成する予定。同社では「従来の生活路線としてだけではなく、観光航路としても利用してもらい、函館と大間の往来を盛んにしていきたい」としている。

 予約は2月18日午前9時から。問い合わせは函館支店0138-43-4545。

提供 - 函館新聞社


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