未来大生開発アプリで児童が英単語勉強
update 2013/1/18 09:37
函館昭和小学校(鈴木祐司校長)の5年生が16、17の両日、公立はこだて未来大の学生が開発した、タブレット型端末用のアプリを使って英単語を学んだ。子どもたちは、アニメーションなどを取り入れた個性あふれるアプリを楽しみながら、英単語の暗記にチャレンジしていた。
英単語学習用アプリは、アーキテクチャ学科の數原綾華さん(4年)が、卒業制作として開発している。今回は同小の協力を得て、実際に授業で活用しながらアプリの内容をチェックするのが目的。
17日の3、4時限には、同小5年1組を対象に數原さん自らがアプリの使用法を説明。タブレット型端末の画面上には「ヒトデ」や「キツツキ」などの動物の画像が並び、指でタッチすると「Starfish」「Woodpecker」などと英訳が表示される仕組み。さらに「Star」=「星」、「fish」=「魚」などと語源を分解しながら、効率的に単語を暗記することを狙っている。
タブレット型端末を使った授業に最初は戸惑っていた子どもたちも、すぐに操作に慣れ、コミカルなアニメーションを楽しみながら複雑な英単語を次々とマスターしていった。
授業を受けた中村心咲さんは「すごく楽しく単語を覚えることができた。またやってみたい」と喜んでいた。數原さんは「今回の子どもたちの反応を参考にしながら、さらに魅力的なアプリに仕上げていきたい」と意欲を見せていた。
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