希望胸に20歳の誓い…函館市成人祭
update 2013/1/15 11:19
成人の日の14日、第65回函館市成人祭(市、市教委、実行委主催)が函館市民体育館で開かれた。新成人1542人が出席。未来への希望を胸に抱いた晴れ着や羽織、スーツ姿の若者たちの笑顔があふれ、大人としての一歩を刻んだ。
本年度の新成人は1992年4月2日から93年4月1日までに生まれた人で、該当者は2371人(男性1191人、女性1180人)、出席率は65%だった。道内では約5万1000人、全国では約122万人が新たに大人の仲間入りをした。
式典で工藤寿樹市長が「皆さん元気ですか」と力強く呼び掛け、「バブル崩壊後の失われた20年と言われた時代だが、皆さんの元気な顔を見て感激している。この街で楽しく夢を持って暮らせる試みを進めている。若い力で夢と希望を持って自らの道を切り開いてほしい」とエールを送った。
新成人を代表し、函館短大2年生の大和谷智さんと函館大学2年生の今野邑子さんが「若いエネルギーと大人の自覚を持って、国際社会の一員として信頼される社会人になり、豊かな社会を築くよう努めます」と誓いの言葉を述べた。
また、プロ野球北海道日本ハムファイターズの「函館応援大使」、金子誠選手と中島卓也選手からのビデオメッセージが上映されたほか、道教育大学函館校モダンダンスクラブのメンバーがパワフルなダンスを届け、門出を祝った。
続いての実行委(高橋朋代実行委員長)主催の祝賀行事では、懐かしの給食配布や抽選会で盛り上がった。ただ、大きな混乱には至らなかったが、行事の最中にステージ上で胴上げをして騒いだり、会場内で喫煙するなど、マナーの悪い新成人の姿も見られた。
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