函高専でエネラボ、科学演劇を初披露
update 2013/1/13 10:42
函館工業高等専門学校(岩熊敏夫校長)は12日、神山児童館で、科学実験を通じて電気や発電について学ぶ「エネルギー・ラボ(エネラボ)」を行った。科学演劇を初披露し、児童がエネルギーの大切さを感じ取った。
保護者も含め約30人が参加。科学技術に対する興味を高めようと取り入れた演劇は、同高専演劇愛好会(佐々木汐音代表)の1年生女子4人ら計7人が「暗闇の魔女」を演じた。魔女の魔法によって停電した村を救うため、子どもたちが自転車発電などで電気をつくり、魔女の悪事を止めてみんなが幸せに暮らせる村になる内容。
佐々木さん(16)=物質工学科1年=は「練習期間が短かった割に、しっかり演技できた。今度は子どもたちが笑ってくれる内容に挑戦したい」と話した。
上演後、会場に持ち込んだ自転車発電、ペットボトル・アップ、風力発電、火力発電、手回し発電、バンデグラフの各展示物を使って電気をつくる実験。函館神山小5年の石原佳希君(11)は「家でも、学習机のコンセントを小まめに抜くなど節電に取り組んでおり、電気の大切さがあらためて分かった」と話していた。
エネラボは本村真治准教授が担当し、小学校や児童館に出向いて年に10〜15回実施している。
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