110番は適切に 3姉妹が一日通信指令室長
update 2013/1/11 10:26
「110番の日」の10日、道警函館方面本部や管内各署は、110番の適切な利用を促すための啓発活動を展開した。緊急の事件・事故以外の相談は「♯9110」にするよう併せて周知した。
函館方面本部は、函館五稜中1年の永野朱梨(あかり)さん(13)、八幡小5年の希朋(きほ)さん(11)、同3年の百花(ももか)さん(9)の3姉妹に一日通信指令室長を委嘱。委嘱状とたすきを受け取った3人は早速、指令室で模擬受理体験に臨んだ。
レシーバーを付けた朱梨さんが物損事故を想定した110番を受理。「けがをした方はいませんか」「あなたの名前と電話番号を教えてください」などとてきぱきと質問していた。朱梨さんは「相手との受け答えが緊張して難しかった」と話していた。
この後、3人はJR函館駅で函館西署キャラクター「函西マン」らと一緒に啓発文を添付したポケットティッシュを通行人らに配った。また、ダイエー上磯店(北斗市七重浜)でも、函館中央署員2人がオーボエとギター演奏などで適切な利用を訴えたほか、松前署も町内のラルズマート松前店で啓発活動をした。
同本部地域課によると、昨年の管内の110番有効受理件数は前年比1411件増の3万2561件。うち交通事故が同872件増の8369件(25・7%)と多かった。昨冬の大雪が影響したとみられる。
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