手料理楽しみ交流…「えさし水土里の会」感謝祭

update 2013/1/11 10:25


 【江差】地域の農業者らでつくる「えさし水土里(みどり)の会」(長尾和子会長、会員15人)の感謝祭が10日、町内の旧朝日小学校で行われた。住民ら約50人が集い、メンバーの手料理を味わい交流を深めた。

 同会は、地場産農産物を生かした特産品開発を進めようと2011年10月に発足。07年3月に閉校した旧朝日小の校舎を活用して、農村部に伝わる伝統的な漬物、みそ、豆腐などの新商品開発に力を入れている。

 感謝祭では「豆おこわ」や「カボチャ団子汁粉」「ダイコンの漬物」などが振る舞われた。江差産大豆100%のみそも初披露され、「いいあんばいでおいしい」とみそ汁のお代わりが相次いだ。

 町は、同会の発足で「江差の特産品の充実が増している」と期待。町内の看板業などの民間企業も活動を支え、「皆さんの協力に感謝しようと今日の場を持った。メンバーが集まればいつも笑顔があふれる。この楽しさを原動力に活動したい」と長尾会長。

 同会の手づくりみそなどの商品は、町内本町の法華寺通り商店街にあるアンテナショップで販売している。

提供 - 函館新聞社


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