一番ニラ 甘〜い香り
update 2013/1/10 10:04
【知内】全道一のニラ生産量を誇る知内町で、「一番ニラ」の収穫が始まっている。クリスマス寒波など悪天の影響も受けたが、ビニールハウスで青々と真っ直ぐに育ったニラを、生産者が丁寧に刈り取っている。
町特産のニラは「北の華」の名で出荷される。味の良さと徹底した品質管理のおかげで国内有数のブランドに成長。昨年は1673トンを出荷、3年連続で販売額が10億円を突破した。年明けに収穫される「一番ニラ」は甘みと肉厚な食感が特徴だ。
知内町ニラ生産組合(石本顕生組合長、73件)では6日から一番ニラの収穫を開始。9日現在で7件ほどが作業に従事している。
町重内の大嶋貢さん(43)のハウスでは室温が12度前後に保たれ、50センチほどに成長したニラを刈り取っている。無加温栽培のニラは寒波の影響で収穫が1週間ほど遅れ2月上旬に始まる見込みだという。大嶋さんは「冷え込みが厳しかったので生育の遅れはあったが、味には絶対の自信がある」と話す。地元ではニラ玉など定番料理のほか、湯に軽くくぐらせて食べる「ニラシャブ」も好まれるという。
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