「寒中みそぎ祭り」13日から

update 2013/1/9 10:48


 【木古内】1831(天保2)年から続く伝統神事「寒中みそぎ祭り」が13日から3日間の日程で行われる。最終日の15日には新幹線開業と町の特産品をPRしようと「はこだて和牛」を使った料理が格安で提供される。

 寒中みそぎ祭りは初日の午後6時から佐女川神社(野村広章宮司)で行われる「参籠報告祭」で幕開け。今年新たな行修者となった町在住のJR職員、高橋駿さん(21)を含む若者4人が、神社にこもり水ごりなどの厳しい鍛練を3日間続ける。

 14日には「みそぎフェスティバル」が午後5時半ごろから始まり、健康管理センターから佐女川神社までのみそぎロードをみそぎ行列が練り歩く。道沿いにはキャンドルやかがり火がきらめき、イベントを盛り上げる。同7時ごろからは同神社で行修者の水ごりが行われる。

 最終日の15日にはみそぎ浜で行修者がご神体を抱え、極寒の津軽海峡に飛び込む「海中みそぎ」(午前11時50分ごろ)が実施される。午後0時半にはみそぎ広場(健康管理センター駐車場)で「はこだて和牛魅了フェア」が開かれ、サイコロステーキ、焼肉、こうこう汁が100円(数量限定)で販売される。

 そのほか、同広場では函館のご当地アイドル「玄舞☆少女隊」のライブ(午後1時)、福引抽選会(同1時半)、もちつき・もちまき(同2時)などが行われる。詳しくは町観光協会TEL01392-2-2046まで。

提供 - 函館新聞社


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