「合掌天蛇」空高く 新春たこ揚げ会
update 2013/1/6 10:44
函館市の緑の島(大町)で5日、新春たこ揚げ会が開かれた。市内山の手在往の元高校教諭で、約45年間、干支(えと)の創作たこを手掛ける梅谷利治さん(83)が「巳(み)」の連たこなどを披露。集まった市民らは大喜びした。
梅谷さんは今年用に作った、一つの長さが約4bの「合掌天蛇(がっしょうてんじゃ)」を7つをつなげたものや、24年前の「合格蛇」、12年前の「開運蛇」の連たこを用意。この日は晴れ間が広がったものの風が弱く、参加者が糸を持って走り、上がった瞬間に歓声や拍手が起こったが、空高く長い時間を舞うまでにはならなかった。
梅谷さんは「風という自然を相手にするので、高く揚がらなかったのは残念だが、少しでも空に舞い、皆さんに喜んでもらったことに感謝している」と話していた。このほか、参加者が持ち寄ったたこを自由に揚げた。
梅谷さんの創作たこは、12日まで、市地域交流まちづくりセンター(末広町)で展示されている。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。